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本日も当社の新事務所となる「バルコニー菜園のある家」の外壁工事の様子を投稿していきたいと思います!
前回の『サッシ、外壁等の工事の様子(その3)』では玄関周りの工事風景を投稿しました。今回はその他の外壁の工事風景となります。
それでは最初にこちらの写真をご覧ください。
こちらは前回の投稿でもアップしましたが、通気胴縁を施工した直後の写真です。
今回の工事では、まずこの通気胴縁の上にラスを張っていきます。
ラスとは、モルタル(外壁材)の付きを良くするために張る金網のことです。
この「バルコニー菜園のある家」の外壁は、左官や吹き付け塗装仕上げが主となります。
なのでこのようにラスを施工し、その上にモルタルを塗っていく必要があるのです。
そうでないとモルタルが上手く張り付かないからです。
さて、続いてこのラスの上にモルタルを下塗りしていきます。
そしてその後は日を改めてモルタルを上塗りします。
このようにモルタルを下塗り・上塗りと2回にわけて塗っていきます。
そこからさらに日を空けて、モルタルがしっかりと乾いてから外壁仕上げ材を施工していきます。
さて、こちらの物件ですが、実は「道路側正面の外壁」と「隣家側の外壁」とで仕上げの方法を変えているのです。
「道路側正面の外壁」は左官仕上げ、「隣家側の外壁」は吹き付け塗装仕上げとなっています。
なのでその仕上がりの違いも見ていただけたらと思います。
まずは「道路側正面の外壁」の工事の様子です。
こちらの外壁仕上げは先ほども書きましたが、左官仕上げとなります。
そして仕上げ材は、ジョリパットという外壁材を使用しています。
それでは先ほどのモルタルがしっかりと乾いたら、ジョリパットを下塗りしていきましょう。
そしてまた日を改めジョリパットを上塗りし、外壁の完成となります!
このようにボーダー状の模様をつけているので、遠くから見た時と近くで見た時とで建物の印象が変わり、おもしろさとおしゃれさのあるデザインとなっているのです。
さて、続いては「隣家側の外壁」を見ていただきたいと思います。
こちらの外壁仕上げは、リシン吹き付け塗装仕上げとなります。
吹き付け塗装とは、吹き付け機械を使って、霧状にした塗料を壁面に吹き付けて仕上げる方法のことです。
それではまずシーラーを塗装していきましょう。
シーラーとは、外壁の仕上げ塗料を塗る前に、その下処理として塗る下塗り用塗料のことです。
シーラー塗装が終わったら、次に仕上げ材の下塗りを行います。
そしてその後に吹き付け塗装を行い、完成となります!
このように凹凸の付いた仕上げ方法もできるので、建物正面のボーダー状の外壁とのデザインのバランスをとることができます。
さて、これにて無事に全面の外壁工事が完了しました!
近年では、外壁の仕上げ材はサイディング(パネル状の外壁材)貼りを採用している住宅が多いです。
全体の7割~8割ほどにも及びます。
確かにサイディングはデザインも豊富で安価、そして品質も安定しています。
ですが、このようにほとんどの住宅でサイディングが採用されている昨今、こういった板張りの壁や、左官・吹き付けの壁に目を向けてみるのもおもしろいですよ!
他の住宅にはない味わい深い上品さ、一味も二味も違う印象的なデザインを感じられると思います!
writer:Arata Iso
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