ブログカテゴリー:
本日は当社新事務所「バルコニー菜園のある家」の窓サッシや外壁の工事の様子を見ていきたいと思います。
外壁の工事に取り掛かるより前に、窓サッシの下地の施工を行っていきます。
それではこちらの写真を見てください。
さて、こちらの写真の赤色の矢印で示されている部材を「窓台」・「窓まぐさ」と言います。
どちらも横方向(地面に対して水平方向)の部材です。
この2つの部材を簡単に説明すると、
「窓台とは、窓の下に入れる補強材のこと」
「窓まぐさとは、窓の上に入れる補強材のこと」
となります。
なのでこの2つの部材の間に窓が取り付けられるようになるのです。
そして、黄色の矢印で示されている部材を「間柱(まばしら)」と言います。
間柱とは、柱と柱の間にあり、壁を支えるための小さい(細い)柱のことです。
このように窓廻りの下地が完成したところで、次は外壁の工事に移っていきたいと思います。
こちらの写真を見てください。
さて、建物の外周をブルーシートで覆っている写真が出てきました。
これは雨で木材が濡れないようにしているのですが、一部ブルーシートがめくれ上がっていますね。これからこの部分に耐力面材を施工していきます。
このようにボード状の材を施工することで、建物の耐震性や気密性を高めるのです。
そしてこの耐力面材を建物の外壁部全体に施工していきます。
ちなみに2階に縦長にボードが開けられているところがあるかと思いますが、ここには後に窓が取り付けられます。
耐力面材を施工した後は、次に透湿防水シートを貼っていきます。
透湿防水シートとは、水は通さずに湿気を通すといった特徴を持ったシートのことです。
壁の中に湿気が溜まってしまうと、壁内で結露が起こってしまいます。これを内部結露というのですが、この内部結露が起こると木が腐ってしまい、建物の耐久度が落ちてしまいます。
透湿防水シートは、その内部結露を防ぐために用いられるのです。
さて、透湿防水シートの施工が終わった後に、今度は窓サッシを取り付けていきます。
窓サッシが取り付けられたことで、より「家」って感じがしてきましたね。笑
中から覗くとこんな感じです。
これらの窓サッシは、Low-E複層ガラスの2枚のガラスの間にアルゴンガスを充填している製品となります。
アルゴンガスは熱を伝えにくいといった性質があるため、窓の断熱性を高める効果があります。
窓は屋内の熱が外に逃げやすい部分でもあるので、窓の断熱性を高めることも、住みやすい家づくりのためには重要なことなのです。
窓が取り付けられた後のこの現場の様子を見て、私が最初に感じたことは「明るい」でした。
もちろん窓が取り付いたので、屋内が明るくなるのは当たり前のことなのですが。笑
そして窓を開けると風が抜けて、快適な空間を作り出してくれました。
当社が設計を行ううえで意識していることの一つとして、「光と風」があります。
家の中どこにいても光を感じられるように。(もちろんここで言う「光」とは照明の光という意味ではなく、外部からの自然光を意味します。)
そして窓を開ければ家の中を風が通り抜け、気持ちのいい空間を作り出すように。
「気持ちのいい空間」を作り出す家づくりが、住む人にとって重要なことだと私は思うのです。
といったところで今日はここまで!
また工事が進んだら進捗状況をご報告させていただきますね!
writer:Arata Iso
こちらの記事も合わせて読む↓↓↓
あなただけのこだわりの注文住宅・オリジナルな家づくりを、私たちと一緒に楽しみましょう!
ご相談・現地調査・初回プランニング
無料!
まずはお気軽にご相談ください。
資料請求をすると、今なら
価格を抑えた家づくりの仕組みがわかる小冊子(漫画版)を無料プレゼント中!